モテる人、恋愛対象として見られやすい人の特徴を解説します。研究で分かっているのです。
これを知ることであなたもモテる人に近づけます。
感情的な存在感(Affective Presence)
人間というのは特別なことをしなくても、相手に何らかの感情を呼び起こすものです。
何もしていなくてもこの人といるとなんか安心するとか、逆にイライラするとかありますよね。
こういった影響力のことを心理学では「Affective Presence」(感情的な存在感)といいます。

そこにいるだけで周囲を安心させる人は良いAffective Presenceを持っているといえます。
反対にそこにいるだけで周囲をイライラさせる人は悪いAffective Presenceを持っているのです。
お見合いパーティーの実験
良いAffective Presenceを持ってる人は相手の気分を良くするだけではなく、恋愛対象としても見られやすいことがイギリスのシェフィールド大学の実験から判明しています。
この実験では参加者にスピードデートといって男女のペアが短時間ごとに何人も入れ替わっていくお見合いパーティーのようなものをやってもらいました。
そしてペアとなった異性の評価をしてもらったところ良いAffective Presence持っている人ほど評価が高く、また会いたい、連絡先を教えても良いと判断されることが分かりました。
良い感情が恋愛につながるのか
当たり前の結果と思うかもしれませんがこれは重要な発見です。
イイ人だからといって恋愛対象になるとは限らないというのは皆さんも経験があると思います。
「一緒にいるとなんか良いな」と思ったからといって、必ずしも恋愛感情は起こりませんよね?
しかしこの実験はある種のイイ人(良いAffective Presence持ってる人)から感じ取る良い感情が恋愛につながることを明確してくれたのです。
良いAffective Presenceを持ってモテるためには?
この実験ではそれぞれの個人的な性格に関することも事前に質問しています。
そこから分かったことがあります。
それは普段から自分の感情を良いほうへ改善するようにしている人と相手の感情を理解しようと心がけている人は良いAffective Presenceを持ってるということです。

そういった良い心がけが雰囲気として伝わるのです。
普段の心がけが大事
つまりモテたければ異性と会っているときだけではなく、普段から自分の感情をコントロールしたり、他人の感情を理解するという習慣を身につければ良いということです。
そうすることで良いAffective Presenceが形成されますからモテるようになるのです。
こういった習慣は自分のためにもなりますから、ぜひやってください。
(参考文献) RAUL BERRIOS, et al. (2015). Why Do You Make Us Feel Good? Correlates and Interpersonal Consequences of Affective Presence in Speed-dating.