初対面で信用されたければ○○な顔をしておけ

信用される人になる方法 心理学

初対面のときに信用される人とされない人の違いについて説明します。
これを知っておくことで第一印象を良くするために何をすれば良いかが分かりますから恋愛でも仕事でもうまくいきやすくなります。

結論を先に言うと信用されるためには「幸せそうな顔」をすることです。

笑顔を作れということではありません。笑顔は逆効果になる可能性があります。あくまでも幸せそうな顔です。

どういうことか?理解しやすいように先に研究を紹介します。

アムステルダム自由大学の研究

オランダのアムステルダム自由大学が597人の中立的な表情の顔写真を1,087人に見せて評価してもらうという実験を行いました。

具体的にどういったことを評価したかというと以下の通りです。

  • どんな表情をしているように見えるか?
  • 顔の魅力、信用できそうか、支配的に見えるかなど

結果、信用できそうと評価される要因が分かりました。
それは幸せそうに見えること、魅力的なこと、アジア人であることです。

特に幸せそうに見える人は信用されやすいことが分かりました。

反対に怒っているように見える人は信用されにくく、支配的な人間に見られるということも分かりました。

補足・人種の割合について

この実験で使用された写真の人種の割合はざっくりですが黒人33%、白人30%、アジア人18%、ラテン系18%です。
評価者の人種の割合は黒人6%、白人47%、アジア7%、ラテン2%です。

もちろん写真に写っている人も評価者もその他の人種がたくさんいます。
外国の研究にしてはアジア人の率が高いほうなので日本人も参考にしやすいと思います。

笑顔を作るのは危険

この研究の結果を受けて初対面で笑顔を見せれば信用されるのか?といったらそう単純ではありません。

Emotion Overgeneralization(感情の過剰一般化)

最初にも言いましたが評価者に見せられたのは中立的な表情の顔写真です。笑顔でもなく、怒ってもいない普通の顔です。

それでも、それを見た人は何らかの表情を読み取りました。
なぜかというと感情は社会的に重要な情報だからです。相手が仲間なのか敵なのかという判断にも必要です。

そのため人間は他人の顔から感情を読み取ることに敏感なのです。
本人は中立的な普通の顔をしているつもりでも、それを見た人は何らかの感情を読み取ってしまうのです。

このような人間の習性を「Emotion Overgeneralization(感情の過剰一般化)」といいます。

感情の過剰一般化

みなさんも経験したことがあると思います。誰かの顔を見たときに「中立的な顔だ!」とは思いませんね?

「笑顔なわけではないけれど嬉しそうだな」とか「怒ってそうだな」と何らかの判断を下すはずです。
しかし実は本人はそんなつもりはないかもしれないのです。

逆の立場で考えると、自分は中立的な顔をしているつもりでも相手からは「怒ってそう」と思われてしまう可能性もあるということです。その結果、信用されなくなることもあります。

口角を上げておくだけで良い

初対面で信用されるためには意識して「幸せそうな顔」をしておくことが大切です。

そのためにはどうすれば良いかというと口角を少し上げておくのです。それだけで中立的な表情でも幸せそうに見えます。

無理に笑顔をつくってしまうと逆効果となる可能性があります。
笑顔にはディシェンヌの笑顔という本物の笑顔と、作った笑顔があります。人間は無意識にこの2つの笑顔を見分けるとされています。

作った笑顔と判断されると怪しいと判断されてしまいます。詐欺師のように思われて信用されない可能性もあります。

ディシェンヌの笑顔と作った笑顔

なので信用されるためには口角を少し上げておくくらいで良いのです。マナー講師などがよくやっている口角を上げすぎた笑顔は逆効果になりますから気をつけてください。

(参考文献)Bastian Jaeger, Alex L. Jones. (2021). Which Facial Features Are Central in Impression Formation?

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