会話から脈アリかどうかを見抜くテクニックを紹介します。
初対面の相手にもつかえる方法です。
なので、合コンとなどで気に入った相手がが自分のことを異性として良いと思ってくれているのか?を確かめたいときにも使えます。
相手は釣られるか?
会話中に脈あり判断をするためには何をすれば良いでしょうか?
それは喋り方を変えるということです。
具体的には声の高さや大きさ、話すスピードを変えるのです。
そして相手が自分に釣られたら脈アリの可能性が高いです
自分が声を大きくしたら相手も大きくしたり、自分が話すスピードを上げたら、相手も上げたりしたら脈アリの可能性が高いのです。

好かれたければペースを合わせれば良いが…
過去のブログで「好かれたければ自分からペースを合わせたほうが良い」ということを説明しました。
相手の話すペースに合わせていくと相手の脳が心地良さを感じるので好きになりやすいという内容です。
これについては複数の研究でその効果が分かっています。
それとは反対に好きだったら無意識にペースも合っていくのではないか?ということを調べた研究もあるのです。
魅力的だと思う相手と声のピッチが合う
ドイツのカール・フォン・オシエツキー大学の実験があります。
初対面の男女にお見合いパーティーのようなことをさせました。1対1で会話をしていき、どんどん人が入れ替わっていくというものです。
そのときの会話を録音して声の調子を調べたところ、相手のことを魅力的だと思ってるときほど声のピッチが合っていくということが分かりました。

声のピッチが合っているから魅力的と思ったのではなく、魅力的だと思ったから合っていったのです。
人間は好意を抱いているものに釣られやすい
この実験に限らず相手のことを魅力的だと思っていると様々な行動が同調していくことが他の実験でも分かっています。
体の揺れ具合が同じになる、アクビが伝染する等、たくさんの実験結果があります。
要するに人間というのは好意を抱いているものに釣られやすいということです。
職場や学校で誰が誰を好きなのか確かめたいときは、動きをじっくり観察していると分かるかもしれません。
脈ナシのパターン
反対にこちらが話し方の調子を変えても、相手が全く反応しない場合は脈ナシの可能性が高いということです。
それどころか「あなたとコミュニケーションをするつもりはありません」という意思表示の可能性さえあります。
これは自分の行動を振り返っても分かると思います。嫌いな人と話すときは自分の調子を変えないようにと身構えますよね?
自分が相手にどう思われてるか知りたい人はぜひ会話の調子を変えるというテクニックをつかってみてください。
参考文献:Jan Michalsky, Heike Schoormann. (2017). Pitch convergence as an effect of perceived attractiveness and likability.