他人の気持ちが分からないという人は純文学を読むと共感力が上がるかもしれません。
ニュースクール大学が実験参加者に純文学を読ませたところ、ノンフィクションや大衆文学を読んだ人よりもその後の他人の心を読むテストで良いスコアを獲得しました。
純文学には複雑な感情を持った登場人物が出てくるので他人の感情を読むトレーニングになるようです。
それと純文学では感情を表現するための様々な表現が使用されています。
これらの表現を自分でも使えるようになると自分の感情をコントロールすることにも役立ちます。
なぜなら感情を表現する語彙が増えると自分の心の状態を明確に言語化できるため怒りを抑えやすくなるからです。
参考文献:David Comer Kidd, Emanuele Castano.(2013).Reading Literary Fiction Improves Theory of Mind