人の気持ちが分かるようになる映画!このジャンルを見ると心を読む能力が高まる

心が読めるようになる映画 心理学

人の気持ちが分かるようになる映画について説明をします。

どういう映画を見れば、相手の気持ちが読めるようになるのか?ということです。

映画ではなく本の場合は…

映画ではなく本の実験は過去にもありました。
どういう本を読めば人の気持ちが読めるようになるのか?というものです。

その実験では大衆文学ではなく純文学を読むと人の心を読む能力が高まるという結果が出ています。

純文学は登場人物の心情などを明確に書いてないことが多いため、それまでの出来事や地の文で表現された周りの環境などから読者が登場人物の心情を推測する必要があります。

そういった読書の仕方をしていると人の心を読むトレーニングになり人の気持ちが分かるようになるのです。

純文学を読む人

大衆的な映画と芸術的な映画

人の心を読む能力は読書ではなく映画の鑑賞でも高められるのではないか?ということを調べた研究結果がつい先日、イタリアのトレント大学の研究者から発表されました。

この実験では参加者に大衆的なハリウッド映画と芸術的な映画のどちらかを見せました。

ここで採用された大衆的な映画というのは『ワイルドスピード』『パイレーツ・オブ・カリビアン』などです。
芸術的な映画というのは『トスカーナの贋作』『ブライト・スター いちばん美しい恋の詩』などです。

これらの映画のどれか一つをランダムに割り当てて参加者に見せました。
このとき登場人物の心情などを考えながら見てもらいました。

映画の実験

芸術的な映画を見せられた参加者は人の心が読める

映画を視聴した後で参加者には人の心を読むテストを受けてもらいました。

「道徳的判断課題」というストーリーから登場人物の意図を読み解く能力をテストするものと、「Reading the Mind in the Eyes Test (RMET)」という目の写真を見てその人の感情を判断するテストです。

この2つのテストを受けてもらったところ、大衆映画を見せられた参加者よりも芸術的な映画を見せられた参加者のほうがスコアが高く出ました。つまり人の気持ちをきちんと読めたということです。

映画って本当にいいもんですね

なぜ芸術的な映画を見た参加者のほうが人の気持ちを読むテストのスコアが良かったのでしょうか?

それは芸術的な映画のほうが登場人物の心情が複雑なため、それを読もうとすることで人の気持ちを読む能力が高まったからと考えられます。

つまり人の気持ちが分かるようになりたい人は複雑な心情を持つ登場人物が出てくる芸術的な映画を見ると良いということです。

映画って本当にいいもんですね~。

参考文献:Emanuele Castano. (2021). Art films foster theory of mind.

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